2011年09月11日

レビュー:夜のちょうちょと同居計画2

続いては夜のちょうちょと同居計画2になります。
内容紹介:電撃文庫サイトより
美少女3人とのドキドキ同居生活続行中! 学園キャバクラブコメ第2弾♥

 学生が職業を持つ自立都市で、キャバクラのボーイに割り振られた高1の奈斗(ナイト)は、お嬢様なクラスメイト瑠花、ふわふわ美少女真琴、ミステリアスな彩香の3人の担当キャバ嬢と同居生活を送っている。仕事にも慣れたある日、他店と売り上げの競争をする新人戦がスタートする。頑張って指名を取る!と意気込む瑠花を応援する奈斗だったが!?
 こんなのはじめて♥学園キャバクラブコメ第2弾!

あらすじ紹介:キャバクラ勤務も2ヶ月を過ぎて、徐々になれていく3人(瑠花、真琴、彩香)+1名(奈斗)。そんな中、キャバクラ系列4点での新人戦が行われることに。まずは予選で上位2店舗を決定し、上位2店舗で決勝戦を実施するルールだった。
予選は新人でも驚異的な指名数を誇る真琴のみ指名客を通し、残り二人は決勝戦に向けてフリー客につけて決勝での指名数を増やす戦略を取ることに(これは先輩ボーイの洋司の戦略)
問題なく予選を通過する新宿店(3人が務めている店舗)。決勝の相手は渋谷店に決定した。
予選が通った安心感なのか自分がサブに回った悔しさなのか、常連さんと相席で飲み過ぎて潰れてしまう瑠花。
瑠花をおぶって帰る奈斗。帰った後に瑠花の下着姿や、あられもない姿にドキドキしていまう。

月曜日(上記の2日後)にチームワークを深めるために4人で遊園地に行くことに。
いろんなアトラクションを楽しむが、真琴がいまいち元気が無いことに気がつく奈斗。アイドルの部隊を見に行くタイミングで真琴が飲み物を買いに行くことに。さりげなく一緒にいく奈斗。なんとなく不安そうな真琴と話をしていると、真琴から観覧車に乗ろうと言われてします。
観覧車に乗る二人。真琴からは自分が過去売れないアイドルだったと告白される。
瑠花と彩香の元に戻る二人。瑠花は機嫌が非常に悪くなってしまっていた。
最後におみやげ屋さんによる4人。奈斗はゲーセンでUFOキャッチャーにチャレンジ。なんとか人数分の人形をゲットすることに成功する。その成功のあまりでみんなでプリクラを撮る。
遊園地からの帰りに、渋谷店の新人とばったりと会ってしまう。そこで真琴が元売れないアイドルだったということを暴露されてしまう。4人の雰囲気は最悪のまま決勝戦がスタートしてしまう。
決勝は初日はそれほど差が出なかったが、翌日からは真琴の指名が止まってしまった。予選で真琴が無理に常連を読んでしまったため、常連の殆どが飛んで(資金ショート)しまったのだった。瑠花と彩香の指名数ではどうしても渋谷店に差を付けられてしまう。対策ミーティングを開くが解決策もなければ仲間の絆もバラバラな状態になってしまう。
なかなか打つ手がなく残り4日となってしまった。その日はキャバクラの宣伝用の雑誌の記事を作成することに。クラスメイトの意見を聞くと、渋谷店の新人はギャル系であまり趣味ではないが、一緒に楽しめる雰囲気がある、新宿の新人は綺麗だけどどうしてもとっつきにく感が出てしまうとのこと。

そのコメントをヒントに奈斗はある方法を考える。洋司先輩や出版社に相談して記事の方向性を創り上げる。
その日の夜、3人を集めて最終戦略を発表する。雑誌には専門家が撮影した写真ではなく、先日の遊園地で楽しそうに遊んでいる写真とプリクラを使ってフレンドリー感を出してみんなで遊ぼう的な広告にし、3人同時指名を受けるというものであった。
また、仲の悪い瑠花と真琴を名前で呼ばせ、彩香には二人の仲が悪いことを公表するように指示する。
雑誌が発売された日、3人の指名は劇的に回復する。渋谷店との差もあと23ポイントまで縮めることができた。
その日の夜。眠れない真琴にココアを入れる奈斗。真琴は3人で話ができてとても楽しかった。今までは如何に客から指名をとるか考えていなかったが、二人を見るとそれが違うと感じていることを伝える。
奈斗は二人は如何にお客にお店を気にってもらって楽しく過ごしてもらえるのか?お客さん視点で考えている。どうしたらお客にに喜んでもらって嬉しいと感じてもらうのかを考えていると伝えた。
真琴はその事実に気が付き、泣き出してしまう。奈斗はもっと自分を頼って欲しいと伝える。

最終日、渋谷店と新宿店の新人は八面六臂の活躍をする。ポイント数はほぼ互角へと並ぶことができた。
ラスト30分、指名競争は終了し、お酒、料理の金額競争へとシフトする。
最後にライバルの渋谷店は太客(お金持っている人)にメンバを集結させ、最上級のシャンパンをオーダーさせる。これによって最後に差をつけられてしまう。
それを見た真琴の顧客は真琴が同席していないにもかかわらず同じものをオーダーする。別の客の席からその様子を見ていた真琴はその客の側につき、そのオーダーは受けれない、もっとゆっくり出来るときにしてもらえないと気持ちを返せないと泣いてしまう。
その様子を見ていた他のお客さんは真琴にその客に付くようにオーダーを出してもらった。他の指名客もその流れに納得し、新宿店の新人を指名したお客全体が一体感を持ち、卓を同じにし、自分達ができるかぎりのオーダーを掛けた。洋司先輩の掛け声でシャンパンが開かれ、お店が閉じ、戦いが終了した。

結果は僅差で新宿店が勝利することとなった。
最後にみんな頑張って、奈斗にお礼を言い解散となった。

感想:☆☆☆☆☆(5点満点中5点)
単純に面白かったです。シチュエーションが高校生でキャバクラってところがいまいちですが、中のストーリーはしっかりと読ませてもらいました。前巻よりも「空の彼方」の透明感のある雰囲気に戻っているような気がします。
文章での表現でも素晴らしいです。
一部引用すると
『泣かないで。
言おうとして、また首を振る。
泣いていいよ。
その言葉の代わりに、真琴の小さな頭の上に、俺の頼りない手のひらを置く。』
この部分だけ抜き取っても伝わらないと思いますが、前後の雰囲気や表現で非常に良い雰囲気を醸し出しています。
全体の流れもスマートで、(まあぶっちゃけ読み通りの展開ですが)あっさりと読めます。読後のすっきり感も移入度も高くて1巻とは比較にならない出来だと思います。
絵師の方も非常に綺麗なタッチで書かれていて好感が持てます。

が、打ち切り臭がいっぱいで次巻は無いのかもしれませんね。
出来れば皆さん購入していただき、重版できるようにしてほしい一冊です。
本当におすすめ出来ます。

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【レビュー:菱田愛日の最新記事】
posted by とも at 22:33 | Comment(0) | レビュー:菱田愛日 | 更新情報をチェックする
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