2011年10月08日

フラゲレビュー:アクセル・ワールド9

10月の第一弾はアクセル・ワールド9-七千年の祈りです。
SAOとのダブルアニメ化も決定し、勢いのある川原礫氏の最新刊です。ちなみに12月にも川原氏の作品が発売されますが、予定されていたソードアート・オンラインAlicization編ではなく、アクセル・ワールドの短篇集になるみたいですね。
さて、本編の話ですが、6巻ら続いていた「次回に続く!」はようやく終わりになりました。毎刊読み終わってからのイライラ感(笑)はなくなりました。ま、別の意味でイライラとする巻ではありましたが(笑)
あらすじ紹介:電撃文庫サイトより:≪災禍の鎧≫に侵食されたハルユキの運命は──。
次世代青春エンタテイメント!

「許さない。お前を殺す──バーストポイントが全部なくなって、加速世界から消えるまで、殺し続ける」
 再び≪クロム・ディザスター≫となってしまったハルユキは、≪アッシュ・ローラー≫を痛めつけていたアバターたちを鬼神のごとき力で瞬殺する。そして、深部まで完全に≪災禍の鎧≫と融合してしまうのだった。
 滅ぼすべき敵を求めて≪加速世界≫を飛翔するシルバー・クロウ。そして彼は、次なるターゲットとして、≪ISSキット≫とその制作者たる≪加速研究会≫に憎悪の矛先を向けた。
 誰も制止不能の狂戦士(バーサーカー)。そんな彼の前に、一体のアバターが立ちふさがる。
 その名は、≪グリーン・グランデ≫。
 最強の大盾≪ザ・ストライフ≫を携える絶対防御の≪緑の王≫と、呪われた狂気のアバターが激突する──!
≪災禍の鎧≫編、完結!
内容紹介:アッシュとブラックウータンのPKシーンを見てしまったシルバークロウは『災禍の鎧』を召喚してしまう。せっかく種子となっていたが、これで、シルバークロウとザ・ディザスターが一体と化してしまったのだった。
アッシュローラとブッシュウータンをPKしていた6人のISSキット装着者を一瞬で屠るクロム・ディザスター、ISSキットから離脱したと思われる赤い光を追いかけてISSキットの本拠地に乗り込み破壊しようと追いかけるハルユキ。
ところが途中で緑色の壁が一面を塞いでしまう。それは六本木ヒルズの下に板緑の王・グリーングランデが発した『光年長城』であった。緑の王は緑の第三位『アイアン・パウンド』を伴っていた。
ハルユキは緑の王が自分の配下のメンバーがPKされていることを知りながら手助けしなかった事や自分を「加速研究会」の仲間だと疑ったことにより戦うことを決意する。
相手は王ではなく第三位のアイアン・パウンドだった。アイアン・パウンドはボクサー系の力を使い、ディザスターを追い詰めるが、初代ディザスターの能力である「フラッシュブリング」(瞬間移動みたいなもの)をつかって倒すことに成功する。
そして緑の王に対峙し、全力で倒そうとするが、あっさりと跳ね返されてしまう。その時に緑の王が今まだ何をしてきたのか?を知ることになる。
緑の王は粛々とエネミー狩りをして、貯めた莫大なポイントをアイテムに変え、下位のエネミーに食わせていたのだった。下位のエネミーを狩るのは低位のバーストリンカーであり、彼らの中で流通するポイントとなるのであった。何故そのような面倒なことをするのか?との問に対して、緑の王は「全てはブレインバースト#2038、(またの名をトライアル#2)と呼ばれるこの空間を守るため」とのこと。
そのような知識があるのに、何故ISSキットの流通を妨げないのか?という叱責に対して、緑の王はISSキットサーバーが置かれている場所にはレジェンド級エネミー「大天使メタトロン」が置かれていて、通常時はどんな攻撃もスルーし即死攻撃を仕掛けてくるというラスボスが設置されてしまったとのこと。
そして、それを倒すには「地獄ステージ』にならなければならないこと。そろそろそのステージに変遷する可能性があるので、3日(実際は三ヶ月?)待っていたとこと。
緑の王がなぜアッシュを助けにいけなかったのを理解する。今回の変遷でも地獄ステージにならなかったため、緑の王とアイアン・パウンドは戻ることになった。ハルユキも戻ろうとした時に、物理的な接続が着られ、現実世界へと戻ることになった。
現実世界でみんなにディザスターと一体化してしまったことを告白する。そしてみんなをハルユキの部屋に置いていったまま無限フィールドでポイント全損するつもりだった。
部屋を飛び出して、ダイブカフェに行こうとしたハルユキだが、その歩みを止めようとする女子高生がいた。可愛らしい女子高生(日下部 輪)は自分がアッシュローラーだと告白する。
輪はニューロリンカーを2つ使うことが可能とのこと。一つは自分の、もうひとつは兄のニューロリンカーだ。赤ちゃんの頃兄が試しにつけたところ使えるようになったとのこと。兄はバイクのレーサーだったが、事故で昏睡状態になってしまったとのこと。兄の病院にお見舞いに行っているさなかに師匠(レイカー)に認められて、BBQプログラムを渡された。が、本人のではなく兄のニューロリンカーにインストールして使っていると説明した。
兄のニューロリンカーなので、兄のイメージでアッシュローラーになってしまったのだった。
そして、輪はハルユキに告白してしまう。ハルユキのリアルは以前から知っていたが、ハルユキのリアルにも羽があると伝える。そして、輪はディザスターはアッシュが消してみせるといってダイレクトリンクしたのだった。
が、アッシュは輪の記憶を持たない(アッシュの記憶も輪は持てない)ので、何を言ったからわからないが、無限フィールドでポイントを消費するのであれば、自分もついていく。自分だけが消えれば問題は解決すると思っているが、残った人間は後悔の記憶が残る、あがいても何とかしてでも解決するしか無いと伝える。
ちなみに、アッシュローラーは輪でも兄(輪太)でもなく、第三の意識とのこと。
戦いが終わって現実世界で待っていたのは師匠である楓子と黒雪姫の冷ややかな目線だった。

部屋に戻り、しどろもどろで説明するハルユキ。仲間のみんなは一度トライをして欲しいと願う。その思いを受け入れたハルユキ。とりあえずは解散となり、みんな家に帰るがハルユキは一人で武蔵野へ向かおうとする。武蔵野の田舎で無限フィールドにダイブし、ディザスターを制御可能なよう訓練をしようとしたのだった。しかし、その行動は黒雪姫にはバレていた。黒雪姫はハルユキを自分の家へ招き入れ、二人の無限フィールドの位置を調整し、フルダイブするのだった。
無限フィールドでハルユキが見たのはディザスターを破壊するためには破壊するしか無いと宣言し、ディザスターに襲いかかってくる黒の王の姿だった。
獣がハルユキを乗っ取ろうとするが、無理やり抑えつけて加速世界を照らす。黒の王と思われたものは厚みがなく、加速研究会の副会長ブラックバイスが姿を変えたものだった。
加速研究会の副会長は初代のディザスターであるクロムファルコンとその恋人のサフランブロッサムを殺した張本人であり、ディザスターを生み出した本人そのものだったのだ。
獣は暴走し、ブラックバイスを叩き潰そうとする、しかしその相手はブラックバイスではなく黒の王だったのだ。
獣が暴走している間ハルユキの意識は深層世界へと沈み込んでいた。漆黒の壁を殴るが、その壁はびくともしない。そこに少年が一人現れる。その少年こそ初代ディザスターであるクロムファルコンだった。クロムファルコンはここは自分の心の底で、誰も抜け出すことはできないと伝える。
必死に脱出方法を考えるハルユキ。ハルユキはディザスターとディスティニーの違いとサフランブロッサムオ出現タイミングに気がつく。ディザスターの場合は、ディスティニーがスターキャスター(大剣)を飲み込んでいて、サフランブロッサムは出現できない。ディスティニーでいる間は大剣が分離されているので、サフランブロッサムが出現することができる。ディスティニー状態で大剣を自分の心にあるクロムファルコンに突き刺せば二人は出会えるのではないかそして、ディザスターを分解できるのではないかと考えつく。
まずはこの心の底から脱出すべく壁に体当たりをかます。とうとう壁が崩れた。その時ハルユキが見たものはディザスターが黒の王を殴り殺そうとしているところだった。
瞬間的に拳の起動をずらし致命的な打撃を避ける。湧いてきた大剣を握りしめて空中で黒の王を突き刺すふりをして、自分自身の心臓に大剣スターキャスターを突きつける。
そこで、とうとうサフランブロッサムとクロムファルコンは出会えることができた。その時、ディザスターは分離し、シルバークロウが復活したのだった。
復活もそこそこ、黒の王とシルバークロウはシンクロしたまま槍をつきたて、ブラックバイスを壊したのだった。現実世界に戻ったあと、ハルユキは黒雪姫に「いつか毎日一緒に夕飯を食べよう」と伝える。黒雪姫は動揺してしまうが、そのセリフを肯定的に捉えてハルユキに笑いかけた。
翌日、謡がハルユキの体からスターキャスターとディスティニーを分離させることに成功し、みんなでサフランブロッサムとクロムファルコンのプレイヤーズホームの鍵を探し、2つのアイテムをプレイヤーズホームに飾って去るのだった。
感想:☆☆☆☆☆(5点満点中5点)
いやあ長かった災禍の鎧編もようやく無事に終わりましたね。SAOの裏にあったのは大方の予想通りアッシュさんでした(笑)、まあ直接本人とは違いますが・・・
今回は緑の王の話が出てきたり、黒雪姫の家族にレギオンの王(巷では白の王の噂あり)がいる可能性があったり、加速研究会や大天使メタトロンなどまだまだ伏線がいっぱいあり、いつになったら終わるのかわからなくなってきましたね。次巻は短篇集みたいですので、こちらも楽しみですね。電撃文庫マガジンに掲載された短編も乗るみたいですね。
少しずつオトナになっていくハルユキやタクム、チユリ。黒雪姫先輩や色々とハーレム状態になってきていますが、今後の進展がは目が離せないですね。次にストーリーが進むのは4月ですかね?
SAOは来春刊行との予告が出ていましたが、多分2月でしょうね。となるとAWの次の次の巻は4月くらいと踏んでいます。
あと、アニメ放送開始時には是非同時刊行などして欲しいですね。

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posted by とも at 23:10 | Comment(0) | レビュー:川原礫 | 更新情報をチェックする
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