2011年06月11日

レビュー:七姫物語 第六章

遅くなりましたが、七姫物語のレビューになります。
今月の電撃は4冊購入しましたので、あと3冊になります。読み終わり次第レビューを書いていきたいと思います。アクセル・ワールドのレビューで2冊書くと宣言してしまいましたが、読むのに時間がかかってしまったのと感無量で書く時間が取れなかったため遅くなってしまいました。
内容紹介:電撃文庫サイトより
遠くまで来ました。でも、もっと先を見てみたい──。
 七つの宮都市が割拠する東和の地は、時代の変革期にあった。 争う理由を探し出し、異なる未来図に戦いを仕掛ける一宮、二宮の大連合軍。 双子都市に向けられた中央の大軍に、各地方都市の寄せ集め軍は結束を示す。動乱の最中で、各都市が掲げる平和の巫女姫達は、それぞれの意志を語る。定まらぬ世界のかたち、幾重にも交差する姫影、夏草が匂い立つ季節の中で、複雑に混じり合うのは東和の模様。 そして、一番小さな最後の姫、東和七宮空澄姫が見る世界と人々、その眼差しと笑顔のための物語。第六章開幕。
あらすじ紹介:地方都市である、五宮クラセと六宮マキセ、三宮ナツメ、七宮カセンが四都同盟を組む、そこに四宮ツヅミを復興し、地方五都同盟を組むことに成功する。一方、一宮シンセンと二宮スズマは大連合を形成し、連立政権を立てて、東都の安定化を図る事に。
七宮は自軍の軍勢を
一宮は自軍の力で地方都市同盟を解散させたい、二宮は一宮が困ったときに助太刀に入り自分達の立場を強固にしたいという大国のエゴが渦巻く中、戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。
最初の火花はクラセで上がった。クラセのウズミ砦の城主がスズマに寝返り、スズマの軍勢がそこを占拠することになった。
三宮と七宮の兵が向かい、七宮の将軍テン・フォウ将軍は騎馬50機だけで砦の兵を挑発し、兵が追いかけていく中、三宮の軍団が急襲し砦を奪い返し、敗残兵を多数捉えことができたが、主力の二宮傭兵部隊はまんまと逃げることに成功していた。
テンはそのままウズミ砦を守るのではなく、スズマの傭兵部隊が五宮クラセに攻めこんでくると読み、五宮クラセに向かうことにし、三宮のシドウ将軍が来るべき一宮シンセンの主力部隊と対峙することになった。
シドウ将軍はあまり積極的で無いシンセン軍に対して交渉を行い、戦闘を回避することに成功する。
一方五宮クラセには二宮スズマの主力の部隊と一宮シンセンの近衛師団である黒旗団が向かう事に。
五宮クラセの最終防衛ラインで対峙する二軍、四都同盟の後衛には三宮の常盤姫が陣取る。
最初の戦いで、七宮の将軍テン・フォウは二宮の傭兵部隊の長であり、異国の王子破軍王ヴィイを待ち伏せし、矢で仕留めようとする。ヴィイは神がかり的な販社でその矢を交わし、乱戦へと縺れ込んでしまう。
戦闘は一進一退の攻防となり、長期戦となってしまう。
そこに、二宮の翡翠姫が戦場へ到着する。七宮空澄姫、一宮黒耀姫も戦場へ向かうことに。翡翠姫は休戦を考え、三宮常盤姫へ使者を送ることになった。
使者に選ばれたのは、過去三宮の常盤姫とも話をして、現在二宮にいて翡翠姫とも話をしている絵師のエヅ・ヨウトで、護衛の騎士はヴィイ(エヅとも知り合いになっていた)1名のみだった。対応する四都同名からはテン(エヅを知っている)一人が武器を外して迎えに中間地点に行くことに。指揮権はようやく到着した四宮ツヅミの傭兵将軍キリハ・ラサ(この人もエヅを知っている)に委託することに。
中間地点で落ち合う両者、話し合いではなく、いきなり殴り合いとなってしまうヴィイとテン。エヅは四都同盟の軍へ逃げていく。ボロボロになるまで殴り合って、引き分けとするヴィイとテン。
常盤姫の元にたどり着くエヅだが、やっぱり常盤姫に嬲られてしまう。
二宮の和平を直接受けるのではなく、和平の使者を一宮に送り、一宮の判断で和平をさせる方針となり、黒耀姫の元に使者として赴くことになった空澄姫。大都市連合の陣営に赴くと、そこには二宮翡翠姫もいた。翡翠姫とも会話をし、黒耀姫と会談に望む空澄姫。和平への話し合いをし、お互いが困ったときには助ける約束を指切りでした二人。東和に暫定的ではあるが、平和が訪れた。
エピローグはエヅさんの話。ツヅミに戻った、エヅはカラカラと話をしたり、いろんな人と交流を深めていた。傭兵将軍キリハ、五宮・六宮の商家のサイ家ハル、破王のヴィイまでもがやってく来たのだった。
来年の夏には七姫揃ってのお茶会を開催することを考えている一宮や四宮を一時復活させたが、やはり南に戻ってしまった琥珀姫の話が語られる。
カラカラもカセンにもどるとのこと。その時までお元気でと笑顔で手を振って別れるカラカラ・・・・・
感想:☆☆☆☆☆(5点満点中5点)
正直言って点数つけれないです。感動の物語です。
8年間かわりないカラカラの笑顔や清廉な物語、しっかりと読ませるストーリー展開。ここまでの文章を書くので、時間がかかってしまっているのかもしれませんが、不満がひとつありません。
全てのキャラが輝いていてます。特に全ての姫たちが思いを持ち、行動し輝いています。
サブキャラや各将軍たちもしっかりと書きこまれていて、読みながらビジュアルが頭の中で動いてくれます。

会社員を行いながらの執筆なので遅筆なのは仕方が無いと思いますが、ここまで書き込める作家をこのまま埋もれさせないでいただきたいものです。
七姫はひとまずの終幕とありますが、是非短編集でも、新作でも出して欲しいものですね。
本文最後のページのカラカラの笑顔を見た途端に涙が止まらなくなりました(本当)
本当に感動できる物語ですので、是非この機会に全部読んで高野和氏を応援してください。
(ブックオフで買うのではなく、本屋で購入してください!)
保存用でもう1セット確保します。
あと、だれか最後のからからさんのページをカラー化してくれませんか?
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posted by とも at 23:41 | Comment(0) | レビュー:高野和 | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

レビュー:七姫物語

ゴールデンウィーク一気読みの最後は
七姫物語です。
2003年に1巻が発売されてから、5巻が出るまで5年(2008年)、そして今年2011年6月に第6巻が発売されることになりました。まあ(待つ時間が)長かったですね。
物語のあらすじはこちらを参照してください。
このシリーズを名作に選んだ理由はとにかく物語の設定、世界観、文章の雰囲気(透明感)がすばらしいということに尽きます。ライトノベルというジャンルよりも早川文庫でFTシリーズ(ファンタシー)で出版して欲しかったくらいですね。
ただ、いかんせん時間掛かりすぎです。1年半から2年に1冊で、ようやく次巻の予告がきましたが、その次はいったいいつになるのでしょうか(笑)
実時間では8年たちましたが、物語の中では4年位(うち3年は1巻の冒頭で消費)という進捗ですが、絵師の方は非常に腕があがっています。下に画像を張っておきますが、ずいぶんと表情が変わってしまっています(笑)まあ、仕方ないこととは思いますが・・・・
本当に忘れたころにやってくるシリーズなのでこの機に読み直しをしてみましたが、非常にさわやかな文体かつすべてのキャラクターが生き生きとしている非常に面白い本です。空澄という主人公がアニメ化されることもひそかに期待しています。
次巻の予告はこんな感じです。
(電撃文庫&電撃文庫MAGAZINEの総合情報メルマガ 〇●『電撃文庫ブートレッグ』 olume.116(2011/04/28)●〇より引用)
◆七姫物語 第六章 ひとつの理想
著/高野 和 イラスト/尾谷おさむ 定価:746円

七つの宮都市が割拠する東和の地は、時代の変革期にあった。 争う理由を探し出し、 異なる未来図に戦いを仕掛ける一宮、二宮の大連合軍。双子都市に向けられた中央の大 軍に、各地方都市の寄せ集め軍は結束を示す。動乱の最中で、各都市が掲げる平和の巫 女姫達は、それぞれの意志を語る。
 定まらぬ世界のかたち、幾重にも交差する姫影、夏草が匂い立つ季節の中で、複雑に 混じり合うのは東和の模様。そして、一番小さな最後の姫、東和七宮空澄姫が見る世界と人々、その眼差しと笑顔のための物語。第六章開幕。

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posted by とも at 03:34 | Comment(2) | レビュー:高野和 | 更新情報をチェックする
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