2013年06月08日

レビュー:俺の妹がこんなに可愛いわけがない12巻

久しぶりのラノベレビューです。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12)
今回はアニメ化中、かつ最終回と、編集者のステルス・マーケティングで話題沸騰中の俺妹12巻です。
あらすじは速報版ではないので割愛しますが、実妹エンドでした。
2ch当たりでは賛否両論出ていますが、個人的にはこれはこれでありなのではないか?と思っています。

要は桐乃・京介と黒猫・沙織、あやせの関係を今後も友人として継続させていくためにはこの選択肢しか無かったかもしれません。地味子エンドにしてしまった場合は、桐乃の感情が持たなかった可能性もあるかと思います。

が、10年間は桐乃と黒猫は音信不通になるって設定ないので今後の話がどうなるのかは興味がありますね。
アニメも今月で終了ですが、終了後3話継続でアニメが作られて、さらにBD1巻には10年後のストーリーが出るというさすがの俺妹商法も健在です(笑)

個人的にはラノベとアニメに戻ってくるきっかけとなった作品が完了してちょっと感無量的な状態です。
たまたまテレビで見て、録画したくなってPT2を購入し、PCをVerUpしてBD環境を作り、ディスプレイを大型し、さらにフィギュアを購入し単焦点レンズを購入して撮影環境を作ったり、
とらドラなどを初めアニメ化された原作とアニメ本体を見始めてその他のアニメやラノベを見たりなどとオタク活動復活のきっかけを作ってくれた作品でした。

最後が編集者のステマ疑惑でちょっと後味悪くなってしまいましたが、読後は感無量って感じですね。



俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12)

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著者:伏見つかさ
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posted by とも at 22:11 | Comment(6) | レビュー:伏見つかさ | 更新情報をチェックする

2011年09月10日

レビュー:俺の妹がこんなに可愛いわけがない9

電撃文庫8月分を書く前に9月分を購入してしまったため先にレビューを書いておきます。
今月第一弾は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない9」になります。
内容紹介:電撃文庫サイトより
今度の『俺の妹』は“それぞれの視点”で描かれる特別編! 
さらには意外なコラボも!?

 あのルリ姉に──好きな人ぉ? どーせ脳内彼氏でしょ? (8)巻の顛末を黒猫の妹・日向の視点から描いた『あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使』。腐女子の妹を「世界一可愛い」と豪語する、もうひとつの“残念な兄妹”の物語『俺の妹はこんなに可愛い』。いくつもの“顔”を持つ沙織・バジーナの“ルーツ”に迫る『カメレオンドーター』。桐乃に“トラウマ”を植えつけた瀬菜の恐るべき行動とは?『突撃 乙女ロード!』。お兄さんが彼女と別れたのって、もしかして……私のせい? あやせのフクザツな乙女心と、加奈子のライブ楽屋裏の一幕『過ちのダークエンジェル』。ほか『真夜中のガールズトーク』『妹のウエディングドレス』2本を収録! さらにはアニメOP主題歌を担当した「ClariS」とのコラボが実現! 原作の主題歌『nexus』の発売や、作中に「ClariS」の二人が登場するなど驚き満載の特別編!!



あらすじ紹介:今回は7編の短篇集になっています。本編の京介視点ではなく、それぞれのキャラの視点で書かれているもので、本編とはちょっと変わったテイストになっています。

シチュエーションは8巻終了時の温泉地での話から9月に掛けてのストーリーになっていますので、時系列的には進んでいることになります。
『あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使』68P
黒猫の妹の五更日向視点での話。黒猫の痛い言動や家庭的な部分を赤裸々に語っています。
最初のオフ会の後のコメントや桐乃の扱い(ビッチ扱い)や携帯の待ち受けに3人の写真を使ったりとか初期の黒猫の親友感がほのぼのと伝わってくる感じです。
京介との関係は当初は「脳内彼氏w」と認定したみたいですが、実際に存在するのを見て喜んだり、黒猫がどんなに京介を思っているのかをコミカルに描かれています。京介のこともお兄ちゃん属性と看破したりしています。
そして、黒猫と京介の別れの後の黒猫のダメージやその後の温泉宿の桐乃との出会いが書かれています。
全般的にほのぼのとした会話が多いのですが、黒猫の本心がところどころに出ていて非常に面白い展開になっています。
『真夜中のガールズトーク』12p
温泉宿の夜編。桐乃視点で書かれています。同室になった黒猫と桐乃の会話が中心です。
話は黒猫と京介の別れ話中心になりますが、桐乃の思いも黒猫の思いもはっきりとしてきたという雰囲気が出てきています。
二人の会話が盛り上がったなか、いきなり日向が乱入してきます。どうやら京介と黒猫父が何か話をしたみたいです。日向的には「高坂くん超かっけえ!」とのことw京介と黒猫父は二人で温泉に行ったみたいですw(桐乃曰く京介のライフは0よ状態らしいです)
京介が何を言ったかの記載はありませんが、黒猫にとっては嬉しいコメントなんでしょうね。
黒猫と京介がうまく行かなかったら日向が京介をもらってしまうかもというセリフをいったとたんに
「巫山戯るなよ小娘! 一生飯抜きにされたいのか!」(黒猫)
「ひなたちゃんは俺の嫁!」(桐乃)
という突っ込みが入る(笑)

『俺の妹はこんなに可愛い』46P
赤城浩平視点でのストーリー。妹の瀬奈の奇行(腐女子的行動)が淡々と?書かれていたり、なぜか浩平の部屋のクローゼットに潜んでいる瀬奈を発見したり。
挙句の果てには京介とどっちがシスコンか競争を始める。写真で競争していたが、京介は桐乃にメールし桐乃写メを入手。さらに二人で撮ったプリクラを見せて勝利を確信する(笑)。
が、一緒にいた瀬奈が浩平のほっぺたにキスをして勝利をもぎ取った。
顛末を桐乃に報告する京介。桐乃は「し、しないかんね!」と答える。

『カメレオンドーター』64P
沙織視点でのストーリー。本文には名前しか出てこなかった姉が出てくる。姉が作ったサークルに引きこまれ一緒に活動し、そのサークルが姉の結婚で破綻していくまでを書いている。
そのサークルを壊した姉を恨むが、姉は「私の作ったサークルだから壊すのも私の自由、(悔しかったら自分で作ってみるとか、もっと積極的にサークルに関与しろ)」と言われる。
サークル仲間で仲が良かった彼方という女性(来栖彼方、加奈子の姉でマスケラの原作者)がよく使っていたキャラクターの『月見里がんま』を原型として、『沙織・バジーナ』ができたこと。
今は自分でサークルを作って頑張っている。

『突撃 乙女ロード!』20P
桐乃視点でのストーリー。コミケで仲良くなった瀬奈と二人で池袋の乙女ロードに探索に行く。
だんだんと瀬奈のBLにど腐れていく桐乃w。しかし、兄の話題になったとき、ついつい兄とのラブラブ関係を自慢してしまう桐乃w.瀬奈は定番の「おにいちゃんにいいいつけてやるんだからあああああああああああああああ」と逆切れして逃げ出してしまうw。
後日pixvの画像を教えてもらう。そこには少年になった桐乃くんがその兄京介くんを襲ってしまう画像だった。
桐乃はその画像をじっと見入ってしまったのだった(笑)

『過ちのダークエンジェル』40P
あやせ視点でのストーリー。加奈子が以前偽マネージャーをやった京介を気に入ってしまい、ライブに来て欲しいとあやせに連絡する。別の日、麻奈美から連絡があり、京介が黒猫と別れたと知る。(その前に黒猫をどう始末するのかを相談しようとしてた)
あやせは自分のせいで別れたと思い、京介に連絡する。京介はあやせの責任ではないと答える。あやせは加奈子のライブに参加するよう依頼(という脅迫)し、京介は了解する。
ライブの当日はスーツ姿の京介を加奈子とブリジットのいる楽屋へ案内し、昔話に華を咲かせる。そこに、Clarisの二人が挨拶に来る。お茶を入れようとしたブリジットが転けそうになってしまい、京介はClarisのメンバーを助けるために飛びつく。気がつくと京介はクララのスカートに頭を突っ込んでしまっていた。
それを見たあやせは回し蹴りを一閃し、京介をダウンさせる。誤解がとけて、京介が何とか立ち上がるが、そこにメールが来て京介は飛び出して行ってしまう。
あやせはその姿をみて「いってらっしゃい、お兄さん」とつぶやく。

『妹のウエディングドレス』22P
桐乃視点のストーリー。ウェディングドレスの撮影会をしている桐乃。スケジュールがおしてしまい、加奈子のライブにいけなくなってしまうと京介にメールする。
そのまま打ち上げにって流れになるところに、京介が痛チャリでやってくる。痛チャリは会場で一緒になった御鏡から借りてきたとこと。
桐乃を荷台に載せて(ウェディングドレスのすそは切ってしまって)会場に向けて猛追する京介。
ライブ会場に到着するが、加奈子のステージは終わってしまっていたが、Clarisのステージにはなんとか間に合った。二人で手をつないで会場へ入っていく。桐乃は京介に何かを語りかけるが会場の騒音で聞こえなかった。繋いだ手をしっかりと握りしめてもう離れないように。

感想:☆☆☆☆☆(5点満点中5点)
初期の俺芋のライト感が溢れる作品でした。てキャラクターの性格や行動様式が既存巻しっかりと書きこまれているので思いを入れて読むことが出来ました。
ライトな作風+しっかりとした人物描写が出来ている巻ではないでしょうか?
恋愛編の重苦しいイメージがすっかりと取り払われた巻があります。

特に最後の妹のウエディングドレスは短かった割には読後感が非常に良く、気持ち良い仕上がりに成っていると思います。
京介の卒業時がラストになると思いますので、それに向けてしっかりと書き込んでいただきたいと思います。
しかし、ラストはどのようになるのでしょうか?まだまだ余談は許されないと思います。
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posted by とも at 23:40 | Comment(0) | レビュー:伏見つかさ | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

フラゲレビュー:俺の妹がこんなに可愛いわけがない8

今月もフラゲ出来ましたので、レビューをします。巷では角川グループが先行販売を厳しく取り締まっているとのことで厳しいかな?と思っていましたが、あっさりと買えました(笑)
内容紹介:電撃文庫サイトより:TV未放送エピソード好評配信中!
『兄と妹の物語』──ついにクライマックスへ突入!?
「私と付き合ってください」

 新たな局面を迎えた恋愛模様。
 そして──
「きょうちゃん。────おこるよ?」
「貴様等、そこに並んで正座しろ!」
「恋人ができたそうですね、お兄さん」
 俺の全方位土下座外交が幕を開けた。
 幼馴染みに三年ぶりのマジギレ予告をされたり、あやせに火あぶりにされかけたり──
「五更日向です。──こっちは末っ子の珠希」
 新たな登場人物も加わって高校生活最後の夏休みは毎日が大騒動だ。
 そんなある日、黒猫が『運命の記述』と題された予言書を見せてきて……?
 予言書に秘められた少女の“願い”とは!?
 兄妹の関係にも、一大転機が訪れる、人気シリーズ第8弾!
ストーリー紹介:前回黒猫に告白された京介。その場で返事に悩んでいると、いきなり土下座させられる。答えは打ち上げ(コミケの打ち上げが中途半端に終わっていたのでやり直しをする予定)の後でして欲しいと黒猫に告げられる。家に帰ると桐乃がいて、何故か土下座させられる京介。桐乃からは「『あんたが大切にしている女の子』から告白されたら、ちゃんと・・・真剣に考えてあげて」と言われる。翌日、打ち上げのために田村屋にお菓子を買いにくと、麻奈実に相談があるんじゃないのか?とカマかけられる。しらを切ろうとすると、「おこるよ。」と言われる京介。ついつい、土下座してしまうとそこをクラスの女子に目撃される。黒猫から告白されたことを吐かされて、ちゃんと向き合うようにアドバイスを受ける。
打ち上げでは、京介、桐乃、黒猫は沙織から叱られ、ここでも土下座させられる。
打ち上げは、京介の携帯に桐乃と二人で撮ったプリクラがはられていたり、携帯の待ち受けが桐乃の水着姿とシスコンぶりを発揮。
打ち上げの帰り道に京介は黒猫に付き合うと返事をする。
次の日は部活(ゲー研)のため、学校で落ちあうことになった。学校に行こうとする京介の所に何故か御鏡がやってくる。二人して学校に行って、部活のメンバーを紹介することに。学校では瀬菜が御鏡と京介が恋人同士だと勘違いするなど暴走モードもあったが、黒猫と京介が付き合っている事がバレる。(部活のメンバーは前から付き合っていたと勘違いをしていたが、二人は昨日から付き合い始めたということを知ってビックリする)
昨晩書いた黒猫の希望(預言書=運命の記述(デスティニー・レコード)にしたがって、儀式(セレモニー)を段階的にこなすことになった二人。
と、その前に何故かあやせの家に呼ばれる京介。家ではデフォルトの手錠をかけられ、正座させられ、彼女ができたことを詰問され、這々の体で逃げ出してくる。
翌日黒猫の希望に従い、デートをする二人。
黒猫の希望とは
・先輩と、デートをする(いつもと違う白いゴスロリ(黒猫曰く、堕天使から聖天使へクラスチェンジしたとのこと。京介曰く、黒猫から神猫に変わった)で買い物に行き、一緒にお弁当を食べる)
・先輩に、私のことを知ってもらう(好きなお店を見てもらったり、自分のバイト先(古本屋)を紹介する)
・先輩を、私の家に呼ぶ(黒猫の自宅でマスケラを二人で観る)
・先輩の部屋に遊びにいく(京介の部屋で黒猫たち部活のメンバーで作ったゲームをする。この時に桐乃が帰ってきて、イチャイチャする二人を目撃する)
・先輩を、私の部屋に呼ぶ(妹二人。日向と珠希を紹介されて「お兄ちゃん」と呼ばれる)
・先輩と、プールに行く
・先輩と、花火を見る。(黒猫は浴衣姿)
をなどと夏休みを有意義に過ごす。途中で桐乃との会話が入り、そのなかでフェイトさんが健在だということを知る。
そして、花火を見て次に何をするのか黒猫に尋ねると・・・
予言の書には
・先輩と別れる。
と、書かれていた。。。。

次の日から黒猫と連絡が取れなくなる京介。学校に行けば会えると思い、9月の始業式に部活に顔を出すと瀬菜に「黒猫は転校した」と告げられる。
落ち込み、桐乃に相談する京介。(深夜に妹の部屋に行くことに)状況を聞き、泣き出した京介を優しく慰める桐乃。翌日黒猫の居場所を調べた桐乃は京介を連れて、某市の温泉街へ。そこで黒猫と会い、黒猫と桐乃が対決をする。黒猫と京介が付き合うことを耐え切れなかったと桐乃が告白する。桐乃は京介に対して「兄貴に彼女ができるのがイヤ、あたしが一番じゃなきゃ絶対イヤ」という。でも、「京介に彼女ができるのがイヤ、兄貴が泣いているのはもっとイヤ」だといい、黒猫を連れ戻そうとする。
黒猫は京介に対してどっちを取るのか選択を迫る。
京介が答えようとするが、それを黒猫は「冗談よ」と言って止めさせた。続けようとする京介に対して「それ以上言うと死ぬわよと言って、気絶しそうになる。」
結局、黒猫は遠くに行くのではなく松戸に引っ越すだけ。(今は千葉市に住んでいる)お互い近いから遊ぶことは可能。(桐乃と京介は黒猫家の新居に遊びに行き、黒猫の妹を見て桐乃は萌えたそうだ)

最後に、事の顛末を麻奈実に報告。麻奈実は黒猫の気持ちも判るし、京介と付き合うには高いハードル(桐乃)がいることを明言する。そして、さりげなく京介に告白する麻奈実

京介は何かの気持ちに気がつき始めた。
今回の事件は御鏡事件の鏡だった、黒猫の運命の記述は桐乃の人生相談の鏡だったと気がつく京介。
そして、京介、桐乃、黒猫3人で仲良くするということが、黒猫の最後の希望。その希望が叶うのはかなり先の事だということを理解する。
桐乃が本当に好きな人ができるまでは誰とも付き合わないと誓う京介。

感想:☆☆☆☆(5点満点中4点)
なんか、駆け足な展開でしたね。それもヒロイン(加奈子除く)オールキャストで恋愛編(作者曰く)のラストを飾りましたね。
7巻巻末で黒猫と付き合うということになりましたが、まあ長続きはしないだろうと思っていましたが、あっさりひと夏の経験で終わってしまいました。
このシリーズはおそらく京介が大学に入る前には完結すると思います。(後2,3巻かな?)それまでに桐乃の思いを京介はどこまで受け止めれるのか楽しみですね。

が、若干引っ張り気味と作者が八方美人化していると思われます。それぞれのキャラに人気が出てしまい、本編に登場させてそれなりのフラグを立てないとファンが納得しないという事を恐れているのではないでしょうか?
今回のケースで言えば黒猫はかなり悩んだはずです。いくら京介視点だからといってあっさりとふられてしまったり、松戸に引っ越しただけで高校を転校させてしまったり(頑張れば通える範囲だし、高校は公立の進学校だから普通に考えれば転校はありません。ちょっとご都合主義過ぎますね。

ご都合主義といえば、麻奈実の扱いもちょっと可哀想でした。上記の黒猫の心情が描けていない分を麻奈実が全て代弁してしまっています。これでは麻奈実エンドのフラグが無くなってしまうのではないでしょうか?(最終的に麻奈実を選択する=京介の成長が止まってしまうと思えます)

個人的には黒猫と京介が最後には結ばれて欲しいですね。二人を桐乃が祝福するできるまで成長する(=ちゃんと好きな人(またはすごい高い目標)が出来る)となってほしいと思っています。
近親エンドと俺の翼エンドは辞めてください(笑)

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posted by とも at 23:27 | Comment(0) | レビュー:伏見つかさ | 更新情報をチェックする
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