2011年06月28日

フラゲレビュー:囮物語

発売日2日前ですが、フラゲできたので早速レビューいたします。

内容紹介:講談社サイトより
100パーセント首尾よく書かれた小説です。――西尾維新

“――嘘つき。神様の癖に”
かつて蛇に巻き憑かれた少女・千石撫子(せんごくなでこ)。阿良々木暦(あららぎこよみ)に想いを寄せつづける彼女の前に現れた、真っ白な“使者”の正体とは……?
<物語>は最終章へと、うねり、絡まり、進化する――
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
かみついて、君を感じる罠の中。
あらすじ紹介:今回の一人称は千石撫子。冒頭は千石撫子の自己紹介から始まります。一転して撫子と阿良々木暦+忍野忍の場面に移ります。撫子の髪は全て蛇で出来ていて、既に暦とも何度か戦っているみたいで、暦はかなり傷ついています(左の腕がちぎれそうになっている)そして撫子は左手に握った蛇の大牙を暦の心臓に突き立てしまう。。。。。
で、時系列を元に戻して、10月31日(暦たちはまだ高校生の頃だから、花物語よりも半年以上前の話で、猫白よりも2ヶ月後の話。)
学校にいく途中の撫子とぶつかりそうになってしまう忍野扇(このときはまだ女性)扇は撫子に「今回はうまくいくのかな?」と思わせぶりな話をする。当然??状態の撫子。無事?に扇をやり過ごして学校へ向かうが、下駄箱で上履きをとろうとしたら白い蛇が絡んできたのだった。
それからも事あることに白い蛇が見え隠れする。そこで、撫子は暦に連絡することにした。
暦には何かあったら連絡しろと言われていたのだった。暦に連絡をして、詳細は夜に暦から連絡をもらうと約束してもらう。実は撫子は白い蛇が怖いのではなく、暦に助けてもらうことを喜んでいたのだった。
その時、公衆電話(撫子は携帯電話を持っていない)から白い蛇が大量に出てきていきなり話しかけてきた。。「北白蛇神社に来な、撫子ちゃん」「そこでお前が何を踏みにじって生きているのかを」と。
家に帰ったあと北白蛇神社へ向かう。そこには大量の蛇が切り刻まれ木に貼りつけられていた。蛇はまだ生きていてうごめいていた。
撫子に取り付いていた白い蛇(クチナワ)は過去に撫子が同じようなことをして償いをしてほしいと依頼する。蛇の本体(ものすごく大きい白蛇)を見た撫子は手伝うことを承知する。それ以来、クチナワは白いシュシュに化けて撫子と行動を共にすることに。
クチナワの依頼とは自分の死体を見つけて欲しいとのこと。
昼は学校に行き、夜はクチナワの依頼で死体探しをすることに。学校では撫子は学級委員を任されていた。クラスは6月の事件(撫子スネイク)以来みんなの深層心理が漏れてしまい、疑心暗鬼になっていた。オカルト儀式をクラスで行っていなかったのは唯一撫子のみだったので撫子が学級員に選ばれた。
そんなクラスを心配した担任はクラスの雰囲気がよくなるように学級委員の撫子に依頼していた(本来は教師の仕事だろうがというツッコミは置いておいて)、そもそもそれほどクラスの生徒に興味が無い撫子はスルーする。その夜にクチナワの死体を探しに出かけることに。町をさまよいクチナワの指示で公園の砂場を掘るが見つけられない。疲れたので帰ろうとしたところ、暦が現れた。
撫子が家を出たのを見つけた両親が心配して阿良々木家(同級生の月火がいる)に連絡を取って、暦が探し回ったとのこと。
暦から説教を受けて、その日は阿良々木家に泊まることになった撫子。月火は既に寝ているので、暦の部屋に寝るように言われる。撫子はベッドの下で寝ようと主張するが、暦から「この布団は二人くらい寝れるから」と言われてしまう。と、その時忍が突然現れて暦を蹴り倒す。忍は撫子に「自分の次に可愛い」といい、撫子は怪異よりも妖怪じみている、可愛くてよかったのと言われてしまった。
忍は暦を連れて1階のソファーで、撫子は暦のベッドで寝ることになった。
朝撫子が目覚めると何故か月火が一緒のベッドに寝ていた。暦に抱きつこうとして間違えて撫子に抱きついてしまったとのこと。
月火は撫子になんで6年間も暦が好きなのか?と聴き、暦に彼女が居ることを伝える。
撫子はその事実を9月になってから知ったと伝える。月火は「撫子は成就しない恋愛を安心してやっていると指摘する。他の人から告白されても好きな人が居るといえるからだと。撫子は暦に迷惑を掛けたくないし、失恋したくないと考えていた。ひたぎはどうやってもかなわないと解っていたとのこと。
その話を聞いた月火はおもむろにはさみを取り出して長い前髪をバッサリと切ってしまった。悲鳴をあげる撫子、暦が飛んできて月火を殴った。
火憐に髪を整えてもらい、とりあえず学校にいく撫子。学校では担任から例の件はどうなったんだと聞かれる。いつもは下を向いてやり過ごしていたが、今日は撫子がそれほど困っていないという表情が見れてしまっているのでしつこく解答を待ってしまっている。
いつもなら「ごめんなさい」というところが何故か撫子は教師に対してぶちきれてしまう。心配して声を掛けてきた元クラスメイトの男の子にも啖呵を切ってしまう。その勢いでクラスに突入し、教室のドアを蹴破って突入し、クラスメイトに説教を行う、もうみんな許して仲良くやれと。
撫子は早退した。ふらふらと歩いていると、クチナワが声を掛けてきた。もう終わりにしたいという撫子に自分の死体の在り処が判ったからそれを持ってきてくれればもう終わると告げる。死体はなんと阿良々木家にあるとのこと。
白蛇の手はずで鍵を開けて、阿良々木家に侵入し、暦の部屋でエッチな本の間に挟まれていた蛇のしおりを発見する。その栞がクチナワの死体だとのこと。それをシュシュに食わせてやろうとしたその時に、いきなり暦が忍を連れて帰って来た。しおりを返してほしと懇願する暦だが、撫子はとうとうそれを食べてしまった。その栞はクチナワの死体ではなく、臥煙伊豆子から暦が預かった呪いの札だった。
撫子は蛇の怪異へと変身してしまい忍を絞め殺そうとするが暦が間一髪で助けだす。撫子は「なんで撫子を助けてくれなかったの」と叫び、毒のある牙で暦に噛み付く。ひるんだ二人を尻目に撫子は阿良々木家を逃げ出し、北白蛇神社へ逃げ込んだ。

---実は---
このストーリーは一方的に撫子が捏造した物語であって、実際には
撫子は暦に彼女が居るということを聞いて壊れ始めてしまった。
ひたぎを恨んでしまい、自分の願いを叶えるために神様にお願いするために、蛇を切り刻んで打ち付けていたのだった。それを扇に指摘され、さらに阿良々木家に神様を封印したお札があり、それを蛇に飲み込ませれば神様は復活して撫子ののぞみくらい叶えられるよとそそのかされて、この物語を捏造したのだった。
白蛇もなくシュシュは扇に渡されたものだった。よって、学校でぶちきれたのもクチナワの責任ではなく、撫子の普段の考えがそのまま出てしまったのだ。

現在はご神体を飲み込んでしまい、名実ともに神様になってしまった(正確に言えば神様の依代)

で、冒頭のシーンへ。
大雨が降る中ラスボスと化した撫子は暦だけでなく忍も瀕死状態にしてしまう。そして、止めを刺そうとしたその時に暦の携帯電話が鳴る。撫子がその電話を取ると相手は戦場ヶ原ひたぎだった。ひたぎは「私の男はまだ生きてる?」と聞く。「今のところはギリギリ」と答える撫子。
ひたぎは撫子に取引を申し出る。自分を殺してもいいから暦と忍を助けてほしいと依頼する。
拒絶する撫子。暦も忍もそしてひたぎも殺すと宣言する。ひたぎは撫子に殺す順番を考えた方が良いとアドバイスする。暦が忍よりも先に死ねば忍が真性吸血鬼に復活してしまい一発で食い殺される、殺す順番はひたぎ→忍→暦の順番が良いと。ひたぎを最初に殺さないとあなただけじゃなくみんな殺してしまうからと宣言する。殺す前に半年ほど待ってほしい。高校の卒業式を迎えるまでは待ってほしいと依頼する。
何故か笑い出す撫子。半年待つ、卒業式が終わったらその足で北白蛇神社にくるようにと宣言する。

そしてラブコメの時間です。
あらゆる意味最終決戦。
カミングスーン、神だけに(この3行は原文まま)

感想:☆☆☆☆☆(5点満点中5点)
いやあ面白い展開ですね。化物語シリーズにはあまり無かったシーン展開ですね。撫子の一人称もしっくり規定またし、月火と撫子の会話もはらはらドキドキ楽しめました。
いつもの暦のつっこみが殆ど出てなかったのはちょっと残念ですが、その分クールでイイトコどりのひたぎさんとかむちゃくちゃかっこいいです。
小説版化物語のひたぎというよりもアニメ版ひたぎに近いイメージですね。
さらに大どんでん返しあり、撫子の心情もしっかりと書きこまれていて読んでて引き込まれる物語でした。
また、扇の正体はなんなの?というフラグもあり、12月が楽しみになってきます。
というか、後2巻で本当に終わるんでしょうか?
次の1巻は猫白直後の話だそうですから、実質あと1巻である程度まとまるのでしょうか?

後書きではサードシーズンという声も聞こえてきていますw
セカンドシーズンは暦以外の一人称が多いですが、個人的にはこちらのほうが好きですね。
次は忍一人称なのでしょうか?
早急に入手して読むことをお勧めします。


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posted by とも at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー:西尾維新 | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

フラゲレビュー:花物語-西尾維新

初めてのレビューです。予告通り、西尾維新の花物語です。
3月29日に横浜のアニメイトで15時位にでフラゲ、移動の最中に読了しました。

-内容紹介(講談社サイトより)---悪マーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新
“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”阿良々木暦(あららぎこよみ)の卒業後、高校三年生に進級した神原駿河(かんばるするが)。直江津(なおえつ)高校にひとり残された彼女の耳に届いたのは、“願いを必ず叶えてくれる『悪魔様』”の噂だった……。<物語>は、少しずつ深みへと堕ちていく――

これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!君を知り、解きはなつための物語。

ネタバレストーリー紹介




阿良々木さんは殆ど出番なし、羽川(地雷のあるオフロードでトラックの運転しているらしい)、戦場ヶ原(大学生になったけど、阿良々木さんと同じ大学かは不明)もうわさ話程度しか出てきていない。

前回ちょっとだけ出ていた、忍野扇は今回は男で登場(詳細説明なし)。戦場ヶ原家を一家離散させた貝木が神原のお母さん(故人)の知り合いで登場。

今回のメインは中学時代のバスケのライバルだった、沼地蝋花(蝋は旧字体)。彼女は足をけがして中学時代にバスケを引退して学校中退して『悪魔様』として全国を色々と回った。
悪魔様は人の不幸話しを聞いて、あげるというだけの仕事だそうだ。(無料で奉仕)
が、実際に沼地は中学を転校(私立中学のスポーツ推薦だったので、公立中がに転校していた)後にリスカで自殺していたとのこと。(阿良々木さんの妹に神原が依頼して調査してもらった)。
それを知らずに神原と沼地がであって、沼地は神原の胸をもんで、左手の猿の怪異を吸収してしまう。これによって、神原の左手は人間の手に戻った。

沼地は「悪魔様」だけじゃなくて、怪異の収集もやっていた。中学時代にケガをした足も既に猿化されていて、体の半分以上が既に怪異になっていたらしい。

貝木が神原に昔お母さんからあずかっていた猿の頭を送り、猿の頭を賭けて、神原と沼地がバスケの1on1の勝負を行う。最後は神原のダンクシュートで神原の勝ち。

沼地は満足のまま昇天?。猿の剥製は色々な部位が集まったが、神原から阿良々木さんに渡されて、忍ちゃんのご飯になるとのこと。

阿良々木さんは車の免許取って、ニュービートルに乗ってるんだって(戦場ヶ原さんは絶対に同乗しないとのこと(笑))

--感想--☆☆☆☆(5点満点)
神原さんかっけーし、すごい人間臭くて良いですね
相変わらず軽い会話主体の文章なので、すんなりと頭に入る。登場人物も少なく、行動半径も少ないのでストーリーは分かりやすい。
ただ、主人公が変わったため、派手なアクションとかは少なかったのがちょっと残念。
阿良々木さんとの絡みは相変わらず面白く、全般的にアップテンポで軽く読める感じ。
ただ、猫白とか、傷の時と比較した”重さ”が足りない。文読後のどっしり感はかなり少ない。
何故このタイミングでこの話を持ってきたのかは判らないが、次への展開に期待。
次巻は阿良々木さんたちが高校生の時にもどるみたいです(本文中に阿良々木さんが証言していた)

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posted by とも at 20:00 | Comment(8) | レビュー:西尾維新 | 更新情報をチェックする
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